謹啓
時下、貴社におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
創設以来、学術大会・シンポジウム開催に際しましては、格段なるご支援をいただき会員一同
感謝いたしております。
生物部会は、1964 年(昭和 39 年)に、日本医学放射線学会の部会として発足して以来、 60 年
の歴史を有します。初代生物部会長には京都大学の菅原努先生が就任され、東北大学の粟冠正利
先生によるお世話のもと、初めての部会が仙台で開催されました。1971 年には、基礎研究と臨床
研究との対話を目的とした「放射線による制癌シンポジウム」が始まり、第 6 回以降は生物部会
が主催する形式となりました。日本放射線腫瘍学会設立以前の本部会の英語名称は Radiation
Oncology であり、放射線治療に関する海外からの窓口となっていましたが、現在は、日本放射線
腫瘍学会内の生物部会として、学術大会とシンポジウムを連日で開催する形式で定例的に実施致
しております。
このたび「第 64 回日本放射線腫瘍学会生物部会学術大会 / 第 55 回放射線による制癌シンポジウ
ム」を 2027年 6 月 12 日(土)・13 日(日)、徳島市にございますパークウェストンにおいて開
催いたします。四国での開催は2008年高知以来19年ぶりの開催となります。日本放射線腫瘍学会
生物部会学術大会・放射線による制癌シンポジウムを四国で開催することは大変大きな意義がご
ざいます。四国では、高額な運用コストがかかる粒子線治療装置が1台も導入されていません。
そのため、地域住民のがん対策として従来の放射線治療装置を用いて腫瘍制御率をより高めるに
は、生物学的アプローチも含めた集学的な技術改良で腫瘍の放射線感受性を高める必要がありま
す。そこで、メインテーマを『放射線応答の探求と理解』とし、新たながん増感法の探求を目指
したシンポジウムやランチタイムレクチャー、指定講演などを企画しています。
学術大会・シンポジウムの費用に関しましては極力切り詰め、無駄なく運営するよう徹底いた
します。
本部会設立の趣旨にご賛同いただき、これを成功に導くため、貴社を始め関連団体のご協力と
ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
末尾ながら、貴社の今後益々のご発展を心からお祈り申し上げます。
2026 年 9月吉日
第64回日本放射線腫瘍学会生物部会学術大会
第55回放射線による制癌シンポジウム
大会長 森田 明典
謹白